菊池雄星が「心配ですね」…速く見えなかった157キロ 1次R突破後を見据え“温存”が必要な存在とは?
オリックス戦で4回3失点と不安を残した菊池雄星【写真:加治屋友輝】オリックス戦に先発、初回に連続適時打浴び一挙3失点
雄星は大丈夫か──。野球日本代表「侍ジャパン」は2日、京セラドーム大阪で行われた「2026 ワールドベースボールクラシック 東京プール presented by ディップ 強化試合」のオリックス戦に3-4で敗れた。先発した菊池雄星投手(エンゼルス)が、初回にいきなり4安打を浴び3失点。4回46球を投げ、6安打3失点(自責点2)でマウンドを降りた。現役時代にNPB通算2038安打を放ち、現在MLB中継の解説などで活躍中の野球評論家・新井宏昌氏が分析する。
つるべ打ちにされた。菊池は初回、先頭で左打ちの麦谷祐介外野手に内角のスライダーを“逆方向”の左前へ運ばれる。続く西川龍馬外野手を外角のスライダーで空振り三振に仕留めるも、3番の太田椋内野手には156キロを計測した初球のストレートが真ん中に入ったところを右前打され、一、三塁に。
ここで4番の杉本裕太郎外野手にはカウント1-0から内角のスライダーを中前へ、続く森友哉捕手にも初球のスライダーを右前へ、連続適時打されてしまう。太田、杉本、森に3者連続でファーストストライクを打たれたあたりは、メジャー8年目を迎えた34歳のベテランらしくなかった。
その後、西野貴弘内野手をゲッツーコースの三ゴロに仕留めながら、二塁手の牧秀悟内野手の一塁送球が逸れ(記録は失策)、もう1点追加され1イニング3失点となった。
新井氏は「この日の菊池のストレートは、最速で157キロを計測していたものの、そこまで速く見えませんでした。力みがあったのか、ホームベース上でのキレや勢いが感じられませんでした。2回以降はカーブ、チェンジアップも駆使して無失点に抑えたとはいえ、心配ですね」と不安を隠さない。
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