台湾、延長戦で韓国との死闘制す 東京D総立ち&主将は涙…失点率で1次R突破の可能性残る

韓国代表との死闘を制し喜ぶ台湾代表【写真:加治屋友輝】
韓国代表との死闘を制し喜ぶ台湾代表【写真:加治屋友輝】

延長タイブレークにスクイズで決勝点奪う

■チャイニーズ・タイペイ 5ー4 韓国(8日・東京ドーム)

 第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次ラウンド・プールCは8日、第1試合でチャイニーズ・タイペイが延長タイブレークの末5-4で韓国に勝利した。2勝2敗で1次ラウンド全試合を終え、準々決勝進出への望みをつないだ。

 2回、相手先発のリュ・ヒョンジンから4番ジャン・ユーチェンが左翼席にソロを叩き込んで先制。5回には同点に追いつかれたが、6回には1番ジェン・ツォンチェの中越えソロで勝ち越した。先発マウンドを託されたグーリン・ルェヤン(古林睿煬・日本ハム)は4回0/3を投げて1失点の好投だった。

 6回には2番手リン・ウェイエンがキム・ドヨンに左翼バルコニー席へ飛び込む逆転2ランを許したが、8回にはスチュアート・フェアチャイルドに逆転2ラン。場内は総立ちで異様な熱気に包まれた。

 試合は延長タイブレークに突入。10回無死二塁から相手の野選で一、三塁とすると9番のチャン・クンユウがスクイズを決めた。代走で出場していたチェン・ジェシェンが指を骨折していながらも、気迫の生還を果たした。その裏にツェン・ジュンユエが無失点で切り抜けた。

 勝利の瞬間、ベンチからは仲間が飛び出し、グラウンドで歓喜の輪を作った。4万を超える満員の東京ドームは大歓声に包まれた。主将のチェン・ジェシェンはベンチで涙を流し、劇的な勝利を噛み締めていた。

 チャイニーズ・タイペイは1次ラウンドは韓国とチェコに勝利、日本と豪州に敗れ2勝2敗で終えた。8日の第2試合で豪州が日本に勝利するれば敗退が決まる。豪州が敗れた場合は、9日の韓国と豪州の試合で韓国が勝利し、かつ失点率によって、韓国かチャイニーズ・タイペイのどちらかが準々決勝に進出する。

【実際の様子】韓国との死闘を制し、ナインがマウンドに集まり4万人超の観客に感謝を伝える光景

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