同僚から「地獄に堕ちろ」発言も…握手拒否は「構わない」 米指揮官がHR王を擁護

アロサレーナの猛批判で波紋も…指揮官は「感情がかなり高ぶっている」と理解
第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で起きた“握手拒否騒動”について、米国代表のマーク・デローサ監督が見解を示した。9日(日本時間10日)に行われたメキシコ戦で、カル・ローリー捕手がマリナーズのチームメートであるランディ・アロサレーナ外野手からの握手を拒否した件について、「それでも構わないと思う」と擁護する姿勢を見せた。
打席に向かうアロサレーナが、マリナーズのチームメートであるローリーに握手を求めたが、ローリーはこれを拒否した。試合後、アロサレーナは「地獄に堕ちるべきだ」「くそったれって言ってやりたい」などと強い言葉で非難し、大きな波紋を呼んでいた。一夜明け、ローリーが自身から連絡を取って和解したことを明かしたが、予期せぬ騒動の拡大となっていた。
翌10日(同11日)の会見でデローサ監督は、この騒動について問われると国を背負って戦う選手の行動に一定の理解を示した。3年前の前回大会で起きたウィル・スミス捕手のケースを引き合いに出されると、「カルがランディと話をしたことは知っているし、2人はチームメートでもあるから、本人に聞いてもらえればいいと思う」と言及。「あの場面が起きるとは自分たちも知らなかったし、ウィルの時も同じで、起きるとは思っていなかった」と驚きを口にしつつも、「でも、分かるよ。あの時は感情がかなり高ぶっているからね」と、極限の精神状態にある選手たちの心情を思いやった。
さらに、ローリーの行動を尊重できるかという問いに対しては「それは難しい論議だけれど、試合の真っただ中にいるわけだからね」と持論を展開。「自分のチームカラーや国を背負って戦おうとしている」と大舞台における計り知れない重圧に触れた。
個人的には特に問題とは思わないとした上で、「彼はそうしない選択をした。それでも構わないと思うよ」と語り、プレッシャーの中で戦う選手がグラウンド上で下した決断を最後まで擁護していた。
(Full-Count編集部)