握手拒否で「地獄に堕ちろ」…同僚発言が波紋で「最悪だ」 HR王が明かした胸中

米国代表のカル・ローリー【写真:アフロ】
米国代表のカル・ローリー【写真:アフロ】

アロサレーナからの猛批判から一夜、ローリーが直接連絡を取ったと明かす

 第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で起きた“握手拒否騒動”について、当事者である米国代表のカル・ローリー捕手が口を開いた。9日(日本時間10日)の試合でメキシコ代表のランディ・アロサレーナ外野手から握手を求められるも拒否し、試合後に猛批判を浴びていたが、「ここに揉め事はない」と不仲説を完全に否定した。

 事の発端は9日に行われた一戦だった。打席に向かうアロサレーナが、マリナーズでチームメートである捕手のローリーに握手を求めたが、ローリーはこれを拒否。試合後、アロサレーナは「地獄に堕ちるべきだ」「くそったれって言ってやりたい」などと強い言葉で非難し、大きな波紋を呼んでいた。

 一夜が明け、ローリーが口を開いた。MLB公式サイトでマリナーズ番を務めるダニエル・クレイマー記者が自身のX(旧ツイッター)を更新し、ローリーとビデオ通話で話した内容を公開。「昨夜ヒューストンで行われたワールド・ベースボール・クラシックでのやり取りの後、ランディ・アロサレーナらに連絡を取った」と、ローリー自ら歩み寄ったことを伝えた。

 クレイマー記者によると、ローリーは「揉め事なんてないよ。俺はランディのことが大好きだ。言った通り、シアトルに戻れば彼は俺の兄弟みたいな存在。家族なんだ」と語り、チームメートとの絆を強調したという。アロサレーナの怒りのコメントに対しても「感情が高ぶっていた」と理解を示し、「私にしてみればここに話題はない。私はこれを大事と捉えないし、彼も捉えないと思う」と冷静に受け止めていた。

 さらにローリーは、「これが大きな事になっているのは最悪だ。私はこれが大事、重要なニュースだとは本当に思っていない。大ごとであるべきではない」と、予想外の騒動拡大に困惑する様子も見せた。最後は「私はランディが大好きだ。彼とメキシコ代表を心から尊敬している」とリスペクトの言葉を並べ、事態の沈静化を図っていた。世界一を争う真剣勝負の舞台だからこそ起きたすれ違いだったようだ。

(Full-Count編集部)

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