日本とは思えぬ…台湾代表が作り出した“異次元の光景” 平日でも4万人超、WBC史を変えた熱

プレミア12王者は2連敗スタートも…WBC韓国戦で初勝利
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は10日、東京ドームの1次ラウンド・プールCの全日程が終了した。今大会では侍ジャパン戦以外でも多くのファンが詰めかけた。圧倒的な熱量を持って日本に乗り込んできたのが、チャイニーズ・タイペイ代表だった。
5日木曜日にスタートしたWBC。開幕戦はチャイニーズ・タイペイ-オーストラリアで迎えた。試合前から東京ドームは人、人、人。チャイニーズタイペイの大応援団は1球、1スイング、1アウトに熱狂。来場者数は40523人を数えた。しかし、プレミア12王者はまさかの0-3敗戦。気落ちした中で迎えた7日の日本戦は、大谷翔平投手に満塁弾を浴びるなど7回13失点コールド負けとなった。
グループリーグ突破が絶望的な状況だったが、ここから本領を発揮する。チェコ戦は14-0で7回コールド勝ち。そして8日の韓国戦は一進一退の攻防。延長10回に突入し、5日の試合で左手に死球を受けた主将の陳傑憲が代走で出場すると場内の気温がぐっと上がった。そして好走塁で三塁を陥れ、勝ち越しのホームを踏んだ。
韓国との死闘を制し、2位通過の可能性を残した。選手たちは大号泣。WBCで韓国に勝利するのは史上初の快挙だった。最終戦を終えたチャイニーズ・タイペイの運命。最後は韓国が奇跡的な勝ち上がりを見せたことで悲願は叶わなかった。
それでも、チャイニーズ・タイペイ戦は全4試合とも4万人以上の観客が駆け付け、本当に日本で行われているのかと驚くほどだった。美女チア軍団も当然大きな注目を集めたが、それ以上にファンの熱量、そしてナインの全力プレーはWBC史に刻まれるものだった。
(Full-Count編集部)