WBCで“怠慢”→試合中にブチギレ パナマに内紛…監督は明言避ける「留めておく」

9回に全力疾走を怠ったアラウスがベンチで監督と激しく衝突
第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次ラウンドプールAは9日、プエルトリコのサンフアンで行われ、パナマ代表はコロンビア代表に3-4で敗れた。パナマはこの試合で1次ラウンド敗退が決まったが、終盤に選手が監督に激高する内紛が勃発。当事者となったホセ・マヨルガ監督が、試合後の会見でこの騒動について口を閉ざしたことを米記者が伝えた。
衝撃的な事件が起きたのは、パナマが1点ビハインドで迎えた9回の攻撃だった。代打で出場したジョナサン・アラウス内野手は、二ゴロに倒れた際、一塁に辿りつく前に諦めて、途中までしか走らなかった。ベンチへ戻ると、最前列に立っていたマヨルガ監督に何かを叫び激しく衝突。周囲のコーチ陣に引き離されるという異様な光景が広がった。
出番の少なさに対する鬱憤が爆発したとみられるが、国を背負う大舞台での怠慢プレーと指揮官への反抗的な態度に対し、SNS上のファンからは「酷い態度だ」「自制心ゼロ」といった非難の声が殺到していた。
全米野球記者協会に所属するフランシス・ロメロ記者は自身のX(旧ツイッター)を更新し、試合後の会見でのマヨルガ監督の様子を伝えた。指揮官はアラウスとの激しい衝突について問われたものの、「これはクラブハウス的な事柄であり、クラブハウス内に留めておくものだ」と語り、詳細については明言を避けた。
1次ラウンド敗退という悔しい結果に終わっただけでなく、最後に露呈してしまったチーム内の不和。大舞台での怠慢プレーと逆ギレ騒動という後味の悪さを残し、パナマは大会を去ることになった。
(Full-Count編集部)