侍J戦で粋な光景…“代表ラスト登板”チェコ右腕に場内総立ち、喝采 日本人も感動

降板するチェコ代表のオンジェイ・サトリア【写真:加治屋友輝】
降板するチェコ代表のオンジェイ・サトリア【写真:加治屋友輝】

サトリアは5回途中で降板

■日本 ー チェコ(10日・東京ドーム)

 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次ラウンド・プールCは10日、野球日本代表「侍ジャパン」-チェコ戦で最終戦を迎えた。チェコ代表の先発、オンジェイ・サトリア投手はこの日が“代表ラスト登板”の見込み。日本を相手に5回途中まで無失点に封じて降板すると、東京ドームのファンも総立ちで拍手を送る微笑ましい光景が広がった。

 2023年WBCでは超魔球で大谷翔平投手を三振斬りにして話題を呼んだサトリア。本職・電気技師がテレビ中継などで紹介されたが、チェコ代表の内野守備走塁を担当している田久保賢植氏によると、「電気工事の管理業務」を生業としている。

 今回限りでの代表引退をハジム監督が示唆しており、侍ジャパン戦が“ラスト登板”になる可能性がある。この日も130キロに満たない速球と、さらに遅いチェンジアップで凡打を量産。4回に1死二、三塁のピンチを迎えたが、粘りの投球で無失点に切り抜けた。5回も続投。2死二塁としたところで、ハジム監督がマウンドに駆け寄り、降板を告げた。

 サトリアは指揮官を熱いハグを交わすと、出迎えたナイン一人ひとりとも抱擁を交わした。東京ドームには数多くの日本人ファンが来場したが、立ち上がって快投を称え、スタンドには涙ぐむチェコ代表のファンもいた。投手交代ではあったが、サトリアの姿はNetflixの中継でも2分近く捉えられていた。

【実際の動画】ラスト登板を終えたサトリアに温かい拍手…異例の光景が広がった東京ドーム

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