米国代表、準々決勝進出が“ほぼ確定” 前日に大金星献上も…イタリア打線が大爆発

WBCプールB最終戦でイタリア5得点目を挙げた
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は11日(日本時間12日)、1次ラウンド・プールBの最終戦、メキシコ-イタリア戦が行われた。イタリア代表が5回までに5点を奪ったことで、他力ながらもグループリーグの突破を限りなく近づけた。
プールBは米国が3勝1敗で全日程を終了。イタリアがメキシコを下すと、1位通過イタリア、2位米国となる。メキシコが勝利した場合は3勝1敗で3か国が並び、失点率の計算で順位が決定。9回決着でメキシコが4得点以下で勝利するとメキシコとイタリアが突破、5得点以上ならメキシコと米国が勝ち抜けだった。
3連勝中のイタリアがこの日も打線爆発となった。2回に主砲のビニー・パスカンティーノが先制ソロを放った。ここまで12打数無安打と当たりがなかったが、ついに目覚めた。さらに4回には2022年盗塁王のジョン・バーティが左翼へソロを放ち、一発攻勢でリードを広げた。
5回にはヒットにスクイズを絡めて3点目を奪うと、3番のジェイコブ・マーシーが2死満塁から右前に2点適時打を放った。これで5-0とリードし、このまま9回で試合が決着すれば米国の進出が確定する。メキシコが反撃して延長戦にもつれるとさらに複雑な計算となるが、限りなく突破に前進したと言っていい。
アーロン・ジャッジ外野手(ヤンキース)やポール・スキーンズ(パイレーツ)など球界の最強選手を揃えた“銀河系軍団”は、2大会ぶりの優勝が至上命題とされた。開幕2連勝を飾り、ライバルのメキシコ戦も5-3で勝利。しかし10日(同11日)のイタリア戦は一時0-8と大きくリードを許した。ピート・クロウ=アームストロング外野手(カブス)の2打席連発などで反撃したが、6-8で敗れて大金星を献上した。
そしてマーク・デローサ監督には批判の声が殺到した。イタリア戦前にはMLBネットワークのテレビ番組「Hot Stove」番組内で「すでに準々決勝進出は決まっていますが、それでもこの試合に勝ちたいと思っています」との“勘違い発言”が炎上の火種を生み、大バッシングされている。どうにか進出枠を確保し、厳しい空気を払拭したい。
(Full-Count編集部)