大阪のホテルでチェンジアップ“習得” サトリアが侍ジャパンを手玉に取った魔球…11年前に“日本との縁”
日本戦に先発したチェコ代表のオンジェイ・サトリア【写真:加治屋友輝】チェコ代表サトリアが独自インタビューで明かした“宝刀”との出会い
魔球とともに、チェコの野球史に残る投手となった。第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場したオンジェイ・サトリア投手は、10日の日本戦に先発し、4回2/3を3奪三振無失点の好投を披露した。日本の好打者も次々と空振りしたのが、110キロ前後のチェンジアップ。サトリアとこの変化球との出会いは、18歳の時だった。
身長175センチで細身の体格。日本戦で投じた最速は129キロでも、真上から投じられるスピンの効いた直球と、同じ腕の振りで繰り出す110キロ台のチェンジアップのコンビネーションで、打者に的を絞らせなかった。
前回大会では大谷翔平投手を空振り三振に仕留め、一躍話題となった。150キロ台の直球が当たり前となった時代で、“遅球”を駆使して侍打線を封じたピッチングは、世界にインパクトを与えた。
サトリアがチェンジアップを投げ始めたのは、11年ほど前のこと。奇しくも、日本に“縁”があった。
試合後、サトリアには東京ドームのファンから大きな拍手が贈られた【写真:加治屋友輝】投球の極意「制球こそが僕の最大の武器だ」
(上野明洸 / Akihiro Ueno)