試合後→ジム直行の1219億円男…無駄にしなかった腕立て 明かした“名誉挽回”の裏側

ドミニカ共和国代表のフアン・ソト【写真:ロイター】
ドミニカ共和国代表のフアン・ソト【写真:ロイター】

無敗の快進撃を続ける強さの秘訣、ソトが強調した「信頼」

 ドミニカ共和国代表のフアン・ソト外野手が放った“名誉挽回ホームラン”と、その裏にあった逸話が話題を集めている。ドミニカ共和国はワールド・ベースボール・クラシック(WBC)1次ラウンド・プールDを1位通過。無敗同士の対決となった11日(日本時間12日)のベネズエラ戦でソトが放った先制2ランは、ドミニカ共和国の“結束”の強さを示す会心の一打だった。

“名誉挽回”の伏線は9日(同10日)のイスラエル戦にあった。9回の打席でソトが放った大飛球はフェンス手前で外野手に捕球された。ベンチに戻ったソトを待っていたのは、ブラディミール・ゲレーロJr.内野手の厳しい指令。本塁打を逃した“罰”として、腕立て伏せを課せられた。メッツと15年総額7億6500万ドル(約1219億円)の契約を結んでいるソトが、罰則を受けている様子は中継映像でも捉えられ、実況は「(ソトが)チームメートに罰を受けています」と伝えていた。

 ソトはこの“腕立て伏せ”を無駄にしなかった。ベネズエラ戦の初回に先制アーチを放ち、すぐさま名誉挽回。WBCの公式X(旧ツイッター)が公開したインタビュー動画で、ソトは「(腕立て伏せが)効いたと思うよ! 今日(の試合)まで効果があったね」と笑顔で回答。「あの試合のあと、すぐジムに行ったんだ。トレーニングをして、それが今日につながったよ!」と明かした。

 強豪ベネズエラとの無敗対決を制し、チームは全勝で決勝ラウンドに進出。快進撃の理由を聞かれたソトは「僕たちはお互いを信頼している。毎日ここに来て野球をするのが楽しい。僕たちは毎回グラウンドに出るたびに、ただ楽しんでプレーしているんだ」とチームの良好な雰囲気を強調した。スーパースターたちが集い、グラウンド内外で野球を心から楽しむドミニカ共和国。その勢いはまだまだ止まりそうにない。

【実際の動画】ベンチでまさか…1219億円男が奮起した異例の“罰則”

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