ジャッジが直面するいまだ「0」の現実 ハーパーも無縁…スターの悲劇的な事実

ベネズエラ戦に出場した米国代表のアーロン・ジャッジ【写真:荒川祐史】
ベネズエラ戦に出場した米国代表のアーロン・ジャッジ【写真:荒川祐史】

ハーパーの移籍翌年にナショナルズが世界一

■ベネズエラ 3ー2 米国(日本時間18日・マイアミ)

 第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の決勝が17日(日本時間18日)、米フロリダ州のローンデポパークで行われ、米国代表はベネズエラ代表に2-3で敗れた。“銀河系軍団”のはずが目前で逃した頂点。アーロン・ジャッジ外野手とブライス・ハーパー内野手は、“シルバーコレクター”になりつつある。

 ジャッジは7試合でチーム最多タイの2本塁打の一方で打率.222、7三振。決勝は4打数無安打3三振と完全に沈黙し、決勝トーナメントの3試合も打率.182、OPS.523に終わった。“勝負弱い”とのレッテルは払拭できなかった。ハーパーも決勝戦でさすがの一振りを見せたが、大会通じては絶不調。7試合で打率.214、OPS.624にとどまった。

 3度のMVPを誇るジャッジは、名門ヤンキースでもキャプテンを務めている。しかし、ポストシーズンは計8度出場しながらも、ワールドシリーズを経験したのは一度だけ。東西名門対決として注目された2024年のドジャースとのワールドシリーズは5試合で打率.222、1本塁打。第5戦では致命的な落球で敗因の要因にもなった。

 ハーパーはナショナルズとフィリーズの2球団でプレー。ジャッジと同じく8度のポストシーズン出場の経験はあるが、ワールドシリーズは2022年のみ。6試合で打率.200、1本塁打で敗れた。皮肉なことに、自身がチームを去った翌年にナショナルズが球団初の世界一を達成。ハーパーは優勝リングを手にしていない。

 ともに球界を代表するスーパースターであり、その実績は疑いようのない事実。一方でチームスポーツにおいては、ワールドシリーズもWBCも優勝経験がないことは、“悲しい事実”とも言えるかもしれない。

(Full-Count編集部)

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