ベネズエラ、初のWBC王者に 9回に勝ち越し…米国スター軍団を撃破し6回目で掴んだ世界一

WBC初優勝を飾ったベネズエラ代表ナイン【写真:荒川祐史】
WBC初優勝を飾ったベネズエラ代表ナイン【写真:荒川祐史】

WBC決勝で米国代表に対戦、9回に勝ち越し初の優勝

■ベネズエラ 3ー2 米国(日本時間18日・マイアミ)

 ベネズエラ代表は17日(日本時間18日)、ローンデポパークで行われたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)決勝で米国代表に3-2で勝利した。同点の9回にエウヘニオ・スアレス内野手が決勝打。スター選手を揃えた米国を破り、6回目のWBCで初の頂点に立った。試合後のマウンドには歓喜の輪が広がり、涙を浮かべる選手もいた。球場はベネズエラナインへの温かい拍手に包まれた。

 WBC2試合目の先発となったエドゥアルド・ロドリゲス投手が序盤から米国打線を封じた。初回、アーロン・ジャッジ外野手を見逃し三振に仕留めるなど3者凡退。2回も3人で終わらせ先制点につなげた。3回1死から初安打を許すも後続を抑えて無失点。4回1/3を投げて米国打線を1安打無失点に抑え、ジャッジからは2三振を奪った。

 打線は3回にマイケル・ガルシア内野手の犠飛で先制すると、5回にウィルヤー・アブレイユ外野手が貴重な本塁打。準々決勝の日本戦に続く一発でリードを広げた。ロドリゲス以降に登板したリリーフ陣も好投。7回2死一塁の場面では、オリックスでプレーするアンドレス・マチャド投手が5番手で登板し、ウィル・スミス捕手を二邪飛に打ち取った。

 8回にブライス・ハーパー内野手に同点2ランを打たれ米国に追いつかれるも、直後の9回に無死一塁からスアレスが適時二塁打。再びリードを奪うと、9回はダニエル・パレンシア投手が、米国打線を3人で抑えて逃げ切った。

 ベネズエラは1次ラウンド・プールDを3勝1敗の2位で通過。準々決勝の日本戦に勝利すると、準決勝ではイタリアを撃破。初の決勝進出を決めた。両チームはWBCでこれまで5度対戦し、ベネズエラは2勝3敗と負け越していたが、大一番で勝利。6回目のWBCで初の快挙を成し遂げた。

【実際の映像】優勝の瞬間 飛び交う水、飛び跳ねる国民…お祭り騒ぎのベネズエラ国内

RECOMMEND