山梨学院が初戦突破 “怪物”菰田陽生が豪快弾も…走者と接触→交代、変則左腕の木田が好救援

菰田が先制アーチを含む2安打の活躍、6回に途中交代
第98回選抜高校野球大会は22日、甲子園で大会4日目が行われ、第3試合で山梨学院が長崎日大との接戦を制した。初回にプロ注目の菰田陽生投手(3年)の先制弾などで5点を先制。終盤長崎日大の追い上げにあうも3投手の継投でリードを守りきった。
3年ぶりの選抜制覇を目指す山梨学院が初回から見せ場をつくった。「2番・一塁」で出場した菰田陽生投手(3年)が左翼席上段に先制アーチ。最初のスイングでいきなり豪快弾を放った“怪物右腕”に、甲子園は大歓声に包まれた。この一発が号砲となり、打者一巡の猛攻で初回から5点を奪い試合を優位に進めた。
先発した2年生左腕の渡部瑛太投手は初回に1点を返されるも2回以降は無失点に抑えた。流れが変わったのは5回。2死一塁で相手4番の川鍋伶恩内野手(3年)が放った打球は三塁手へのゴロに。藤田蒼海内野手(3年)が捕球し一塁に送球するも、これが悪送球となり、捕球を試みた一塁手の菰田が打者走者と交錯。左手を抑えグラウンドに倒れこみ試合は一時中断した。
菰田は一度グラウンドに戻ってきたが、6回の守備からベンチに退いた。ここから長崎日大が流れをつかんだ。7回に2点差につめよられると、8回の2死二、三塁では得点を奪えなかった。再び流れを引き寄せたのは3番手でマウンドに上がった木田倫大朗投手(3年)。8回を3者連続三振で無失点に抑えると、9回も長崎日大打線を封じた。
5年連続9回目の選抜出場の山梨学院が、主砲・菰田のアクシデントに見舞われながらも勝利。3年ぶりの春制覇に向けて好スタートを切った。
(Full-Count編集部)