選抜出場校に相次ぐ“資金難” 異例の寄付呼びかけ…「1試合2000万円」の学校も

ベスト8進出を果たした八戸学院光星ナイン【写真:加治屋友輝】
ベスト8進出を果たした八戸学院光星ナイン【写真:加治屋友輝】

八戸学院光星や東北などがSNSで寄付を呼びかけ

 第98回選抜高校野球大会が盛り上がりを見せるなか、名門校から悲痛な声が上がっている。24日に滋賀学園を5-4で下してベスト8入りした八戸学院光星(青森)は25日、公式X(旧ツイッター)を更新し、「ご支援のお願い」として寄付を呼びかけた。

 八戸学院光星の公式Xは「おかげさまで、ベスト8進出が決定し、学校としては喜ばしい」と結果を誇った一方で、滞在期間の長期化により資金面に苦慮している現状を伝えた。「本州最北端・青森県から甲子園に出場するには、1試合あたりおよそ2000万円もの費用がかかります」と、出費がかなりかさんでいるという。

「勝ち進むたびに滞在は長期化し、費用はさらに膨らんでいきます。仮に決勝まで勝ち進んだ場合、その総額は約1億円にものぼります」とした。

 名門校であっても資金難は切実な問題だ。3年ぶり21回目の出場を果たした東北も25日、公式X(旧ツイッター)で同様に寄付を呼びかけた。「勝ち進むにつれ、野球部や応援団の宿泊費・交通費の負担も大きくなっています」とメッセージを投稿しており、アルプス席の応援団の写真とともに「#拡散希望」と窮状を訴えている。

 夢の舞台で躍動する高校球児たちだが、その裏では膨大な経費がのしかかっている。八戸学院光星は「これまで多くの方に支えていただき、目標達成まであと一歩のところまで来ています。選手たちが最高の舞台で全力を出し切るために、ぜひご支援・応援をよろしくお願いいたします」と呼びかけた。

(Full-Count編集部)

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