大阪桐蔭、決勝進出 春夏通算10度目V&選抜史上最多タイ優勝へ王手…専大松戸と激闘

準決勝に登板した大阪桐蔭・川本晴大【写真:加治屋友輝】
準決勝に登板した大阪桐蔭・川本晴大【写真:加治屋友輝】

決勝は31日・智弁学園と対戦…5度目の頂点なら東邦と並び最多タイ

 第98回選抜高校野球大会は29日、準決勝2試合が行われ、第2試合では春夏通算10度目の優勝を目指す大阪桐蔭が、専大松戸(千葉)に勝利した。31日の決勝では、2022年以来4年ぶり5度目の選抜優勝を懸けて智弁学園(奈良)と対戦する。

 初回の攻撃では、先頭の仲原慶二外野手(2年)いきなり右越え三塁打。2死三塁となった後、相手の一塁手のエラーで先制点を奪った。2回の攻撃では2死走者なしで、「8番・三塁」で甲子園初スタメンに抜擢されていたOBの西武・中村剛也内野手の長男・勇斗内野手(2年)が中前打を放ち、甲子園初安打を記録した。

 守っては背番号「1」を背負う吉岡寛介投手(3年)が、準々決勝・三重戦で4回1/3、7四球4暴投4失点と乱れた“リベンジ”を懸けて先発。順調にゼロを積み上げたが、4回に2死から、三塁打と高いバウンドの適時内野安打で同点に追いつかれた。

 ヒリヒリする展開。同点のまま迎えた7回の攻撃では、1死二塁の好機に2番の中西佳虎外野手(3年)が右前へ適時打を放ち、勝ち越しに成功した。

 8回の守りからは、身長192センチの最速147キロ左腕・川本晴大投手(2年)が2番手でマウンドに上がった。しかしいきなり死球を与え、2死三塁のピンチで左越えの同点打を浴びた。川本は失意の表情を浮かべた。

 それでも、直後の攻撃で先頭の藤田大翔捕手(3年)が二塁打で好機を演出。犠打で三塁に進み、ゴロの間に走者が勝ち越しのホームを踏んだ。川本は9回、2死から死球で走者を出したが、凌ぎぎってガッツポーズ。大阪桐蔭ナインは歓喜し、敗れた専大松戸ナインは肩を落とすしかなかった。

 大阪桐蔭が今大会で優勝すれば、東邦(愛知)と並んで選抜史上最多タイの5度目。春夏通算でも史上最多タイの中京大中京(愛知)の11度に肉薄する10度目となる。

(Full-Count編集部)

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