ロッテが逆転勝ちで2年ぶりCS進出決定 “5年周期”で下克上の日本一なるか
伊東監督の攻撃的タクト決まる、05年は3位、10年は3位から下克上で日本一
ロッテが4日の日本ハム戦(QVCマリン)で逆転勝ちし、リーグ3位が確定。2年ぶり4度目のクライマックスシリーズ(CS)進出を決めた。
伊東監督の攻撃的なタクトが決まった。先発の石川が3回途中で6安打3失点。直球がシュート回転するなど、本来の調子とは程遠い状態とあって、2点ビハインドの2回2死二塁で左腕・藤岡を2番手で投入し、試合の流れを呼び込んだ。
打線は2点を追う3回に福浦の二塁適時内野安打、サブローの左翼線2点打で3点を奪い逆転。6回には清田の右肩痛で3番で起用した今江が投手・鍵谷を強襲するタイムリーで1点を追加した。2点のリードを益田、松永、大谷、内とつなぎ、逃げ切った。
角中、西野、クルーズ、清田、井口とケガ人が続出する中、CS切符を掴んだロッテ。2005年はレギュラーシーズン2位から、2010年はリーグ3位から日本一に輝いた。今季も下克上で“5年周期説”は成立となるか。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count