広島が快勝でマジック「15」 “ヤクルトキラー”大瀬良が快投、通算10勝無敗に
大瀬良はリーグトップ独走の15勝目、鈴木が先制の27号ソロ
■広島 8-3 ヤクルト(1日・神宮)
広島は1日、敵地ヤクルト戦に8-3で勝利。優勝へのマジックを前日に続いて2つ減らして「15」とした。先発の大瀬良が7回2安打7奪三振1失点(自責0)の快投で、リーグトップを独走する15勝目(5敗)。打線は5回に鈴木の27号ソロから火がつき、一気に4点を奪った。
大瀬良は4回まで無安打の快投。一方、ヤクルトのカラシティーも4回まで1人の走者も許さず、5三振を奪う投球を披露。雨が降る悪天候の中、投手戦となった。
空気を変えたのは、広島の4番だ。5回、先頭・鈴木がレフトへソロ本塁打を叩き込む。さらに、西川のタイムリー、大瀬良のスクイズでカラシティーをKOし、丸は2番手・中澤の押し出し四球。一挙4点を奪った。
その裏、大瀬良は中村にタイムリーを浴びるも、6、7回は危なけない投球。広島が8回に3点を追加すると、8、9回は救援陣がリードを守り勝利した。大瀬良はこれでヤクルト戦は通算10勝無敗。この日も“ヤクルトキラー”ぶりを存分に発揮した。
(Full-Count編集部)