エンゼルスでメジャー昇格の田澤純一、ソーシア監督は「安定した投球」期待
2日に昇格しチームに合流、地元紙「キャリア再生を目指す」
エンゼルスとマイナー契約を結んでいた田澤純一投手が、メジャーのベンチ入り枠が25人から40人に拡大した1日(日本時間2日)からメジャーに昇格。敵地でのアストロズ戦でチームに合流した。地元紙「オレンジ・カウンティ・レジスター」によると、マイク・ソーシア監督は「安定した投球を望んでいる」と期待したという。
田澤は今季マーリンズで22試合に登板して1勝1敗、防御率9.00と不振に終わり、5月に戦力外に。その後、タイガースとマイナー契約を結んだものの、メジャー昇格はならずに7月に契約解除。その後、エンゼルスとマイナー契約を結んでいた。
3Aソルトレイクでは7試合登板で0勝1敗、防御率7.11という成績だったが、記事によると、ソーシア監督は投球の内容を評価しているようだ。「彼は良い投球ができるベテラン投手だ。彼はマイナーで良い投球をした」と言及し、「ここメジャーでも良い投球を続け、安定した投球をすることを望んでいる」と話したという。
エンゼルスはすでにプレーオフ進出は絶望的となっているが、今季苦しんできた田澤にとって、残りの1か月は大きな意味を持つ。ここで結果を残せば、来季もメジャーでプレーする希望が膨らむ。同紙も「ベテランリリーフのジュンイチ・タザワがキャリア再生を目指しエンゼルスに加わる」とのタイトルで田澤のメジャー昇格を伝えている。確かな結果を残したいところだ。
(Full-Count編集部)