アジア選手権が3日に開幕 永田監督は初戦の先発投手明かさず「それは明日」

侍ジャパンU-18代表・永田裕治監督【写真:福谷佑介】
侍ジャパンU-18代表・永田裕治監督【写真:福谷佑介】

打線のポイントは藤原の位置、指揮官「藤原は1番タイプだと思う」

 9月3日から宮崎市内で行われる「第12回 BFA U-18アジア選手権」に臨む侍ジャパンU-18代表は2日、KIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎で約2時間の公式練習を行った。3日に初戦となる香港戦を戦う日本はシートノックやフリー打撃に加え、投手陣はブルペンでの投球練習も行い、開幕に備えた。

 前回大会でも優勝している日本には、大会史上初となる2大会連続優勝がかかっている。練習後に宮崎市内のホテルで行われた公式会見に参加した永田裕治監督は「やることはやってきましたし、試すことは試してきたので。日本の野球をキッチリと、基本に忠実な野球をしたいと思います」と意気込みを語った。

 初戦の先発投手については「先発は伝えました、練習の時に」と本人には伝えたことを明かしたものの、「それは明日。予告先発だったら言いますけど」として、その名前は口にしなかった。先発オーダーについても「正直決まっていない。帰ってスタッフと考えます」とした。

 打線の注目ポイントは、藤原恭大(大阪桐蔭)の位置となりそうだ。永田監督は「藤原が1番を打ってくれるのがいいけど、小園の成長もある。藤原は1番タイプだと思う。得点力上がるのは間違いない」と語っており、明治大学との練習試合、宮崎県選抜との壮行試合で試した「1番・藤原」で臨む可能性が高そうだ。

「6戦全勝を目指したいですけど、一戦必勝ですね」と足元を見つめた永田監督。アジアの頂点を目指す侍ジャパンU-18代表の戦いが、いよいよ始まる。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY