村上10号の直前…敵軍放送席が冷や汗をかいた瞬間 凡打なのに別格、片手で“4/30”の衝撃

本塁打を逃すも、村上のパワーに敵軍放送席騒然
【MLB】Dバックス 11ー7 Wソックス(日本時間23日・アリゾナ)
ホワイトソックスの村上宗隆内野手は22日(日本時間23日)、敵地で行われたダイヤモンドバックス戦に「3番・一塁」で先発出場。7回に5戦連発となる10号2ランを放ったが、この一発より前に、敵軍放送席が衝撃パワーに絶句した瞬間があった。3回第2打席で放った左翼方向への大飛球に、実況も解説も目を丸くした。
惜しくもスタンドインはならずも、ほぼ片手だけで左翼フェンス手前まで運んだ。3回の第2打席、村上は8球目の外角チェンジアップに反応。右手1本で拾うような形となったが、打球は高々と左翼方向へ上がり、もう少しで本塁打の一打となった。米データサイト「ベースボール・サーバント」によると、メジャーの本拠地30球場のうち4球場で本塁打になっていた大飛球だった。
ダイヤモンドバックスの放送局で解説を務めたボブ・ブレンリー氏は、体勢を崩されながらも左翼最深部まで運んだ村上を称賛。「ムラカミは広角にパワーを発揮することができます。引っ張ることがほとんどです。ですが、2ストライク(と追い込まれていたので)外角の球に対して、バットに当てることを意識した片手のスイングでも、レフトのフェンス手前まで飛ばしました」と驚いた様子を見せると、実況は本塁打にならなかったことに胸をなで下ろした。
ブレンリー氏は試合前にも「昨日ムラカミが打った本塁打は、私が今まで聞いたなかで最も大きい打球音の1つでした。彼のパワーは凄まじいです」と、村上が21日(同22日)の同戦で放った9号ソロを称賛。アーチを量産する“ルーキー”の活躍に目を細めていた。
村上は第3打席で中前打を放つと、7回には5戦連発となる10号2ラン。打球速度110.2マイル(約177.3キロ)、飛距離451フィート(約137.5メートル)の特大アーチで球団の連続本塁打記録に並んだ。9回に回ってきた第5打席でも右前打と、終わってみれば、本塁打を含む5打数3安打2打点の活躍。一時期は1割台に低迷していた打率も.256まで向上した。
ア・リーグの本塁打争いでは、アーロン・ジャッジ外野手(ヤンキース)を抜いて単独2位に浮上。3回の“幻アーチ”は、メジャー1年目ながら24試合で早くも2桁本塁打に達した村上のパワーを証明する一打となった。
(Full-Count編集部)