5日に宿敵・韓国戦 吉田輝星の登板あるか?「投げるつもりで準備」

侍ジャパンU-18代表・吉田輝星【写真:Getty Images】
侍ジャパンU-18代表・吉田輝星【写真:Getty Images】

スリランカ戦は2試合連続で登板なし

 宮崎市内で行われている「第12回 BFA U18アジア選手権」は4日、大会2日目が行われ、2大会連続優勝を目指す侍ジャパンU-18代表はKIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎でスリランカ代表とオープニングラウンド第2戦を戦い、15-0の6回コールドで圧勝し、2連勝でスーパーラウンド(R)進出を決めた。5日は宿敵の韓国と、グループA首位の座をかけて第3戦を戦う。

 甲子園準優勝に輝き、注目を集める吉田輝星(金足農)は、2試合続けて登板機会なし。この日も一塁ベースコーチを務めるなど、チームの勝利を裏方として支えた。チームは2試合連続のコールド勝ちを飾り、吉田も試合後には「試合でしか作れない雰囲気になっている。韓国戦に向けていい形になっていると思います」と試合を振り返った。

 韓国戦はオープニングラウンドで唯一にして最大のヤマ場。スーパーラウンドに進出しても、韓国との対戦成績は引き継がれるため、先を見据えても絶対に落とせない一戦となる。そのため、甲子園V投手の柿木蓮(大阪桐蔭)とともに、吉田の登板も間違いないだろう。吉田自身も「まだ投げるか分からないですけど、投げるつもりで準備はしています。早く投げたいと思っていて、その中で調整していていいボールがいっている。2日間しっかり調整できたと思います」と意気込んだ。

 永田裕治監督はこの日のスリランカ戦後、韓国戦の先発投手について「お楽しみに」と明言せず。果たして、ヤマ場の先発を託されるのは、誰か。そして、吉田はどのタイミングでマウンドに上がるか、注目だ。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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