三振してもクールに決める!? 名手バエスが“二枚目”脱帽ポーズを披露
ブルワーズ右腕デイビーズのチェンジアップに完敗
守備の名手として知られるカブスのハビアー・バエス内野手が3日(日本時間4日)、敵地ブルワーズ戦でクールすぎる脱帽ポーズを披露した。空振り三振に倒れても見せ場を作る25歳を、MLB公式サイトの人気コーナー「Cut4」が特集している。
「好漢バエスが三振後にデイビースに敬礼」と題した特集が紹介したのは、カブスが1点リードで迎えた3回表、1死一塁の場面だった。ブルワーズ先発右腕ザック・デイビーズとの2打席目に臨んだバエスは、1ボール2ストライクから1球ファウルで凌いだ後、5球目の低めチェンジアップを力強く振り抜いた。だが、バットはボールを捉えられず、大きく空を斬っただけ。体勢を崩されたバエスは、思わず右膝をついてしまった。
このまま終われば惨めな空振り三振に過ぎないが、これをクールに変えてしまうのが“名手”バエス。右膝を地面につくや否や、首を大きく縦に2度振ると、目力を込めた鋭い視線をデイビースに向けながら「いい球投げるな」とばかりに右人差し指で、デイビースを指差した。
記事では「三振の不運にもかかわらず、デイビーズにリスペクトを送った」と紹介。バエスについて「野球界の良質なものとクールなものを知る男」と大いに称えた。失敗してもタダでは起きないバエスから、今後も目が話せない。