PO進出へ正念場のマリナーズ、クラブハウスで「口論」 米メディアが伝える
ゴードンがメディアに退出求め…「数分後に騒動が巻き起こった」
ア・リーグ西地区3位のマリナーズのクラブハウスで「口論」があったと米メディアが伝えている。
騒動があったのは、4日(日本時間5日)の本拠地オリオールズ戦の試合前。地元紙「シアトル・タイムズ」でマリナーズ番を務めるライアン・ディビッシュ記者は「試合前にマリナーズのクラブハウスで口論があった。ディー・ゴードンがメディアに退出を求め、ドアを閉めた。そして数分後に騒動(口論)が巻き起こった」と伝えた。
2001年以来のプレーオフ(PO)進出を目指すマリナーズは、前半戦は首位に立つなど好調を維持していたものの、現在は地区首位のアストロズと8ゲーム差の3位。ワイルドカード争いでも圏内の2位アスレチックスに5.5ゲーム差と厳しい状況となっている。
8月に入ってからは主砲ロビンソン・カノが薬物規定違反から復帰したが、後半戦は19勝22敗と負け越し。それでも77勝61敗の勝率.558という成績だが、レッドソックスと東地区でハイレベルな争いを続けてきたヤンキース、そして、快進撃でアストロズと優勝争いを繰り広げる同地区のアスレチックスの存在もあり、プレーオフ進出には暗雲が漂っている。
マリナーズ番のシャノン・ドレイヤー記者はツイッターで、スコット・サービス監督のコメントをレポート。指揮官は「我々は競争心が非常に強いグループだ。(競争心の強さが原因で起こることの)一部に過ぎないことだ。選手たちは感情的にもなるもの。シーズンはここまで非常に長いものだったのだから。すでに過ぎ去ったこと。今夜の試合に向けて備えているところだ」と話したという。騒動を打ち消す白星を挙げられるだろうか。
(Full-Count編集部)