日本が韓国に1-3で黒星、永田監督「日本が粘れなかったのが大きな敗因」

2連覇に向けて改めて意欲「皆さんのためにも、気を引き締めて頑張る」

　宮崎市内で行われている「第12回 BFA U18アジア選手権」は5日、大会3日目を迎え、2大会連続優勝を目指す侍ジャパンU-18代表は、オープニングラウンド最終戦で韓国に1-3で敗れた。日本は2勝1敗でグループAの2位でスーパーラウンド進出を決めた。

　今大会初黒星を喫した日本の永田裕治監督は、試合後に「日本がやらなければいけない粘りを、逆に韓国がやってきた。日本が粘れなかったのが大きな敗因」と悔しそうに振り返った。この日、先発マウンドを任せた吉田輝星投手（金足農）は6回を投げて2安打3失点（自責2）だったが、初回に許した3ランが大きく響く結果に。指揮官は「久しぶりの登板で甘い球を打たれた。非常に大きな一発だった」と話すと同時に、「昨日（4日）も含めてフライアウトが多い」と打線の改善点も指摘した。

　7日から始まるスーパーラウンドに向け、日本は6日に練習を行う。痛い黒星を喫したが、まだ優勝の可能性は残されている。この日も多くの応援団が球場に駆けつけた。永田監督は「皆さんのためにも、気を引き締めて頑張る。まだ試合は続くので、なんとか（7日から）3連勝して次につなげたい」と、改めて優勝に向けて意欲を燃やした。

（Full-Count編集部）