“韓国の大谷”がMLB移籍を回避 18歳に1.6億円オファーも…母国で目指す二刀流の道

18歳のキム・ジウはブルージェイズなどからオファーを受けていた
“韓国の大谷”として注目される18歳のキム・ジウが、ブルージェイズなどMLB複数球団からのオファーを断り、韓国プロ野球(KBO)のドラフトに参加することが明らかになった。米メディア「The Big Lead」のJP・ホーンストラ記者が22日(日本時間23日)に報じた。二刀流としての将来を見据えた決断に対し、メディアも成功への道筋として好意的な見解を示している。
同記事によると、大谷翔平投手が日本から移籍して以来、数多くの二刀流選手が台頭する中で、キム・ジウはその最新の有望株とされている。ブルージェイズから100万ドル(約1億6200万円)を超える提示を受けたほか、MLBの他球団からもオファーがあったという。しかし、キム・ジウはメジャーリーグへの直接の挑戦を回避し、母国でのプレーを選択して大きな関心を集めている。
若き二刀流の決断に対し、ホーンストラ記者は長期的な視点でのメリットを指摘した。「キャリアをアジアで始めることが、MLBで二刀流の選手としてプレーできることを手助けをするかもしれない」と言及。大谷が日本ハムで独特な起用法を生み出して投打で躍動した過去に触れ、北米の若手はどちらかに専念するよう説得されるため同じチャンスを得ていないと背景を分析した。
キム・ジウは21日に自身のインスタグラムを更新し、決断の経緯を説明した。「才能を信じてくださった複数のMLBの球団が、私に惜しみないオファーを最近してくださいました。実際に契約間近になりました。しかしながら、複数のMLBのオファーを丁重にお断りし、KBOのドラフトに参加することを決意しました」と投稿。寸前まで交渉が進んでいた事実を自ら明かしている。
さらに、母国でのプレーを選んだ理由についても自らの言葉で発信している。「私が最も望むことは熱狂的な韓国の球場でファンの応援を背にプレーすることです。KBOの舞台で私が有能な選手だということを証明し、ファンに認めてもらうことが正しい道筋だと感じました」と胸の内を明かした。ファンからの応援を背に、韓国の地で二刀流としての実績を積み上げていく決意を示している。
(Full-Count編集部)