ソフトバンク上林が痛恨の走塁死 「無視して行こうとも思ったんですが…」
村松Cは猛省「判断が遅くなった。申し訳ない」
■オリックス 3-1 ソフトバンク(7日・ヤフオクドーム)
ソフトバンクは7日、本拠地でのオリックス戦を1-3で敗れた。試合の流れを左右した走塁死が1つのポイントとなった。
5回1死二塁の場面。明石健志のセンター前ヒットで二塁走者の上林が猛然と三塁ベースを蹴ったが、突然ストップして三塁へ逆戻り。その間にボールが三塁へと送られてアウトとなった。
上林は「回ったところで声で止められました。無視して行こうとも思ったんですが…。難しいですね。(本塁に)行かないつもりなら戻れたかもしれませんが」と振り返った。
三塁コーチャーを務めた村松コーチは「ちょっと止めるのが遅かった。タイミング的には厳しいと思ったが、(センターが)小田ということも考えて…。無理に行かせる場面じゃなかったが、判断が遅くなってしまった。(上林は本塁へ行く気で回ったが)それだけにもっと早く指示してあげないと。一瞬の差だと思うが申し訳ない」と猛省していた。
(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)