1年生で名門の4番に…意地の3安打も横浜に完敗 東海大相模・竹内球太が誓ったリベンジ

横浜戦で3安打を放った東海大相模・竹内球太【写真:加治屋友輝】
横浜戦で3安打を放った東海大相模・竹内球太【写真:加治屋友輝】

8回2死から横浜エース・織田と対戦して左前打

 第108回全国高校野球選手権神奈川大会は16日、サーティーフォー保土ケ谷球場で4回戦が行われ、今大会ノーシードの東海大相模は横浜に1-8で8回コールド負けを喫した。大観衆が見守る中で涙をのんだが、希望の光を見せたのが、1年生ながら4番に座った竹内球太内野手だ。チームが苦しむ中、孤軍奮闘の3安打をマークした。

「4番・一塁」で先発した竹内は、2回の第1打席でチーム初安打となる中前打で出塁した。第2打席は凡退したが、6回の第3打席で先発・小林鉄三郎投手から二塁打を放ってチャンスメーク。その後、チーム唯一となる得点につなげた。それでも点差は広がり、1-8の8回2死で再び打席が回った。そしてマウンドに上がってきたのは、今秋のドラフト上位候補として注目されている織田翔希投手だった。

 150キロを超える速球に追い込まれたものの、ファウルで粘った。「速かったんですけど、練習から速いピッチャーの球で練習をしてきたので、そこは負けずに振ることができたと思ってます」と打席での対決を振り返った竹内。最後は外角の変化球をうまく拾って左前に運んだ。「小さくならないように。堂々と、思い切り、バットを振る」、まさに執念の一打だった。

 1年生で背負った名門・東海大相模の4番。竹内自身も「プレッシャーはある」と認める。それでも、「練習試合を重ねてきて、先輩たちの声かけもあって慣れていく」ことで気負いはなかった。チームとしては2012年以来の夏4回戦敗退。「この悔しい気持ちを次に生かせるように。自分が引っ張っていきたいと思ってます」と力強く語った。

 平日朝9時開始の一戦だったにもかかわらず、場内には1万人の観衆が集まった。王者の壁は、あまりに高かった。「今回負けちゃったんですけど、次は絶対に勝てるようにやっていきたいです」。竹内が進化を止めることはない。その目線は、次なるリベンジに向いていた。

(Full-Count編集部)

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