【MLB地区S】カブスがカージナルス破り1勝1敗のタイ 2回に一挙5点、敵地で大きな1勝
救援陣が好投、13日からは本拠地リグレー・フィールドへ
メジャーリーグの地区シリーズ(5回戦制)はナ・リーグの2試合が10日(日本時間11日)に行われ、107年ぶりの世界一を目指すカブス(中地区3位)が「カージナルス(中地区1位)を敵地で6-3で破り、1勝1敗のタイとした。
カブスは初回、先発ヘンドリックスがカーペンターに先頭打者ホームランを浴び、1点を先制される。
しかし、2回に1死一、三塁とチャンスを作り、ヘンドリックスのセーフティースクイズで先制。これが相手先発ヘンドリックスの送球エラーを誘い、1死二、三塁とチャンスが続く。さらに、ラッセルもスクイズを決めて勝ち越しに成功した。
その後、ファウラーのタイムリー、ソレアーの2ランで3点を加え、この回一挙5点得点。3回にモンテロのニゴロの間に1点を加えた。
カージナルスは5回にウォン、グリチャックの連続ソロで2点を返すも、反撃はここまで。カブスはウッド、ケーヒル、ロンドンと救援陣が無失点でつないで6-3で勝利。5回途中から登板したウッドが勝ち投手となり、敵地で大きな1勝を手にした。
これで1勝1敗のタイ。第3戦はカブスの本拠地リグレー・フィールドに舞台を移し、12日(同13日)に行われる。カブスはワイルドカードゲームで快投したアリエッタ、カージナルスはワカが先発する予定となっている。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count