八王子実践、春夏通じて初の甲子園 学校創立100年の節目で悲願…9回2死満塁の大ピンチしのぐ

創価は19年ぶり聖地ならず
第108回全国高校野球選手権西東京大会は26日、神宮球場で決勝が行われ、八王子実践が創価を1-0で破り、春夏を通じて初の甲子園出場を決めた。最後のアウトを奪うと、ナインは歓喜の輪を作り、涙する選手もいた。
八王子実践の先発・奥山慎太郎(3年)は、2回1死満塁のピンチを招くも三飛、空振り三振に抑え、無失点で切り抜けた。3回以降は尻上がりに調子をあげ、創価打線にホームベースを踏ませなかった。
試合は7回に動いた。1死一、三塁のチャンスを作り、7番・荒木孝介(3年)が中堅への犠飛で先制に成功。1-0のまま9回に突入すると、最後にドラマが待っていた。
先頭にフェンス直撃の二塁打を許し、1死から四球でピンチが拡大。ここで奥山が降板し、塚原翔太(3年)がマウンドへ。1番・山田幸聖(3年)に投じた3球目は右翼前に弾き返され、同点かと思われたが、ライトの亀山翔汰(3年)がダイビングキャッチ。ビッグプレーで2死とした。
直後に右前打で満塁の大ピンチに。それでも最後は左飛に仕留めて27個目のアウトを記録し、ナインはマウンド上で歓喜の輪を作った。八王子実践は学校創立100周年の節目の年に、初の甲子園出場を決めた。
指揮を執った河本ロバート監督は、亜大卒業後にドジャースとマイナー契約を結んだ異色の経歴を持つ。同校に初の栄誉をもらした。
一方で敗れた創価は、2007年以来19年ぶりの甲子園出場とはならなかった。
(Full-Count編集部)