田中将大らにとっても不安の種? ヤンキースの内野陣はメジャー最低の評価
ヤンキースの内野守備はMLBで最悪なものになる
昨年プレーオフ進出を逃したヤンキースの内野守備がメジャー最低であるとCBSスポーツ電子版が報じ、話題になっている。
「これ(ヤンキースの内野守備)は(メジャーリーグ)野球で最悪なものになるだろうね」
ヤンキースの春季キャンプを視察したあるライバル球団のスカウトはこう酷評したという。
同スカウトは3月31日のリーグ開幕に向け、フロリダで準備を進めている球団のみの視察に留まっているが、ヤンキースの内野陣がリーグでも際立って脆弱であることは明白だという。
ヤンキースは今オフに4億5800万ドルを投じ、田中将大投手、ジャコビー・エルズベリー、カルロス・ベルトラン両外野手、ブライアン・マッキャン捕手らを補強。打撃陣と先発ローテーションの強化には成功した。春季キャンプでも順調なチーム強化が進んでいるというが、このスカウトは「ヤンキースには6つの穴がある」と先発内野手4人の守備能力を酷評したという。
足首の故障から今年復帰したデレク・ジーター遊撃手は39歳で今季限りでの引退を発表。今季新加入のブライアン・ロバーツ二塁手は36歳。禁止薬物使用問題などで今季出場停止のアレックス・ロドリゲスに代わる三塁手のケリー・ジョンソンは32歳と、ビッグネームながらも、故障の不安を持つベテランが多い。
特に昨年右手首の手術を受け、今季再起をかけるマーク・テシェイラ一塁手に関しては前出のスカウトは「捕球はうまいが、横の動きがない」と鋭く指摘する。