元Gマイコラス、サイ・ヤング賞候補では4位 米メディア選出「エースに浮上」

エース級の活躍を見せているマイコラス【写真:Getty Images】
エース級の活躍を見せているマイコラス【写真:Getty Images】

28試合登板で14勝4敗&防御率3.06「彼はおとぎ話のように…」

 元巨人でカージナルスのマイルズ・マイコラス投手はここまで28試合に登板し14勝4敗、防御率3.06とエース級の活躍を見せている。シーズンも終盤を迎えタイトル争いも佳境だが、カナダのスポーツ専門メディア「ザ・スコア」はマイコラスをナ・リーグのサイ・ヤング賞候補の一人に挙げている。

 マイコラスは5日(日本時間6日)の敵地ナショナルズ戦で6回2/3、12安打4失点で今季14勝目を挙げ、チームはナ・リーグ中地区優勝争いにとどまった。大黒柱としてチームを支える右腕に注目したのはカナダのスポーツ専門メディア「ザ・スコア」だった。

 同サイトはMLB担当記者がア・リーグ、ナ・リーグのMVPとサイ・ヤング賞の有力候補を分析し、ランキング形式で候補者の名前を挙げている。その中でナ・リーグのサイ・ヤング賞候補4位にマイコラスがランクインした。

 記事では、マイコラスの活躍の鍵は四球の少なさにあると分析。昨季は巨人で27試合に登板し与えた四球はわずかに23個、そして今季は28試合に登板し27四球と抜群の制球力を評価し「彼は投手におけるほぼ全ての重要なカテゴリーにおいて、ナショナル・リーグのトップ10に入っている。そして、長打を巧みに避けてきたのだ。彼はおとぎ話のようにカージナルスのエースに浮上した」とレポートしている。

 また、1位にはメッツで28試合に登板し、援護に恵まれず8勝8敗ながら防御率1.68の成績を残しているジェイコブ・デグロム投手が選出。2位にはフィリーズのアーロン・ノラ投手、3位にナショナルズのマックス・シャーザー投手となっている。

(Full-Count編集部)

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