織田翔希の甲子園最速は「本当に衝撃」 燕・由規コーチが胸中…保持した記録は「誇り」

日南学園戦に登板した横浜・織田翔希【写真:加治屋友輝】
日南学園戦に登板した横浜・織田翔希【写真:加治屋友輝】

2007年に仙台育英で155キロを計測していた

 第108回全国高校野球選手権大会第10日は、14日に甲子園球場で2回戦が行われ、優勝候補の横浜(神奈川)が日南学園(宮崎)を10-1で破った。今秋ドラフト候補の織田翔希投手(3年)が甲子園最速となる156キロを計測すると、2007年に仙台育英(宮城)で当時最速の155キロを投げた由規氏(現ヤクルト2軍投手コーチ)は、自身のインスタグラムで「本当に衝撃」などと心境を綴った。

 織田は1-1の6回無死二、三塁の場面で登場。申告敬遠で満塁とした後、谷口銀次郎投手(2年)と対戦し、3球目に156キロをマークした。さらに155キロで見逃し三振に仕留めると、続く下川源次外野手(3年)を二ゴロ併殺に打ち取り、無失点で切り抜けた。

 ついに最速記録が更新された。由規コーチは「地方大会からその投球を見つめ、いつその瞬間が来るのかと、ワクワクしながら見ていました。そして今日、その瞬間をテレビ中継で目の当たりにしました。この日最大のピンチでマウンドに上がり、そこで生まれた156キロ。本当に衝撃でした!!」と綴った。

 自身が樹立した2007年8月15日から18年364日ぶりの更新と紹介。「約19年間、甲子園の最速記録として残り続けた155キロという数字がどれほどのものだったのかを改めて感じました」。その上で「自分が甲子園で投げた一球が、これだけ長い間記録として残り続けたことは、僕自身素直に誇りに思います」などと伝えた。
 
「『速い球を投げる』。いつの時代も、投手にとってそこには一つの浪漫があると感じています。1人でも多くの投手の可能性を広げられる指導者でありたい。そしていつの日か、自分が携わった投手が、まだ誰も見たことのない一球を投げる。そんな未来を目指して、自分自身も学ぶことを止めず、自分が経験してきたことを体現し、言語化し、次の世代へ伝えていけるよう、精進していきたいと思います」と、織田の記録を自身のモチベーションに変えていた。

 最後には「織田投手のこれからの活躍を楽しみにしています!! 個人的には仙台育英との対戦もみたいな」と締めていた。155キロは由規コーチのほか、2013年夏に安樂智大(済美)、2025年の春と夏に石垣元気(健大高崎)がマークしていた。

(Full-Count編集部)

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