味方のミスに笑顔も…試合後に“完全決壊” 161球&10K右腕にもらい泣き「輝いてる」

57年ぶり出場の横手は0-10で敦賀気比に敗戦
第108回全国高校野球選手権大会は11日、甲子園で2回戦が行われ、第1試合で横手(秋田)と敦賀気比(福井)が対戦。57年ぶりに出場した横手は0-10で悲願の初勝利とはならなかった。打たれても、味方のミスがあっても笑顔を浮かべていたエース・佐藤宙斗投手(3年)は試合後、人目をはばからず涙、涙。ファンの心を打ったようだ。
横手は秋田大会の決勝で大曲工を7-1で破り、1969年以来57年ぶり2回目となる夏の甲子園への切符を手にした。原動力となったエース右腕の佐藤は初回先頭を三振に仕留めるも、四球で走者を出して先制点を献上した。
3-0となった3回には、2死一、二塁から相手にゴロを打たせるも、武田修治(2年)が一塁ベースカバーに入った佐藤へ痛恨の悪送球。さらに、左翼・安部佳昭(2年)も打球を後逸してしまい、この回に5点を失った。味方のミスが重なったが、佐藤は笑顔を浮かべて後輩たちを鼓舞していた。
12安打10失点(自責5)と敦賀気比打線に捕まったものの、7回2/3を161球で投げて6四球、10奪三振を記録した。最後のアウトの瞬間はベンチで見届けた。敗戦後の整列になると、試合中の笑顔が一転、目からは光るものが。甲子園の土を集める場面では涙腺が決壊していた。
気丈に振る舞っていたエースの涙にファンは感動。「笑顔も涙も輝いてるわ!」「冷静に見えたけど最後の涙にこちらもウルウル」「ずっと笑顔絶やさなかったのに、最後に涙 涙の選手たち」「急な涙に……」などと反響が寄せられた。