涙の敗戦も…「これぞ高校野球」 ナイター甲子園が捉えた光景「なかなかできることじゃない」

2年連続出場の松商学園は3-5で三重に敗戦
第108回全国高校野球選手権大会は11日、甲子園で2回戦が行われ、第4試合で三重と松商学園(長野)が対戦した。2年連続39回目の出場となった松商学園は試合終盤に猛攻するも3-5で惜敗。ナインは涙を流して聖地を去ることになったが、主将の“振る舞い”にファンの心は打たれた。
終始劣勢の展開だった。松商学園は初回に2点を失うと、5回までに5失点。しかし0-5で迎えた8回に1点を返し、9回は2死一、二塁の好機で暴投と山口史晃外野手(3年)の2点三塁打で2点差に迫った。その後も死球でチャンスを作ったが、惜しくも届かなかった。
松商ナインは涙を流して甲子園の土を集めると、最後は三重ナインが球場を去る姿を見届けた。その先頭にいたのが、久保田悟内野手(3年)だった。悔しそうな表情で涙をこぼしていたが、三重の選手に対して1人ひとりに「ありがとうございました!」と挨拶していた。
中継映像にも捉えられた久保田の行動に「人間的にも素晴らしい」「スポーツマンシップの鏡」「素晴らしいキャプテンだね」「我が故郷信州の誇りや」「涙腺崩壊」「これぞ高校野球という見本」「なかなかできることじゃない」「見ていてとても清々しい」などと感動する声が殺到した。
松商学園に勝利した三重は、15日の第3試合で履正社(大阪)との対戦が予定されている。