ミラクル有明! 8回に大逆転、甲子園大歓声…被災地・熊本へ届ける快進撃、初出場で8強入り

東日大昌平に勝利して初出場で8強入りを決めた有明【写真:加治屋友輝】
東日大昌平に勝利して初出場で8強入りを決めた有明【写真:加治屋友輝】

1回戦で立命館宇治、2回戦で長崎日大を撃破…ベスト8選出

 第108回全国高校野球選手権大会は16日、甲子園球場で3回戦が行われ、第2試合では春夏を通じ甲子園初出場同士の有明(熊本)と東日大昌平(福島)が対戦。有明が終盤8回に大逆転し、4-1で勝利してベスト8進出を決めた。

 有明は7月24日に熊本大会決勝で東海大熊本星翔を破り、創部30年目で悲願の甲子園出場を決めた。しかしその4日後の28日、地元の熊本が最大震度7の地震に見舞われ、大きな被害が出た。それでも、1回戦・立命館宇治(京都)には9回2死からの逆転劇で6-3で勝利し、被災地に届ける白星を飾った。2回戦では長崎日大を3-2で撃破した。

 有明の投手陣は、背番号「1」の斉藤遼汰郎(3年)と「10」の工(たくみ)修哉投手(3年)の“斎藤工コンビ”が2枚看板で、いずれも左腕だ。今大会過去2戦は工が先発、斉藤がリリーフするパターンで勝ち上がったが、この日は斉藤が先発した。

 斉藤は初回先頭からいきなり二塁打、犠打、適時打されて相手に先制を許したが、その後は粘って追加点を与えない。ただ、有明の打線も東日大昌平の先発・照沼佑崇(3年)からなかなか点を奪えなかった。しかし8回、試合が大きく動く。

 1死から1回戦でヒーローになった永田晴輝(3年)がバント安打で出塁し、四球で好機拡大。2死となると、4番・十文字彩輝(3年)が死球で満塁となった。代打・広沢遼太朗(3年)がカウント2-1から左前にヒットを放ち、二塁走者が生還して逆転に成功。さらに打線が繋がり、この回4点を挙げた。

 8回、9回と東日大昌平の反撃を凌ぎ、有明は初出場で甲子園8強入りを果たした。はつらつとしたプレーに聖地に詰めかけた大勢のファンは拍手を送った。

(Full-Count編集部)

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