仙台育英・星よつはさん「甲子園は夢みたいな場所」 涙堪えられず…「まだ戦いたかった」

試合後に選手を労う仙台育英・星よつはマネジャー【写真:加治屋友輝】
試合後に選手を労う仙台育英・星よつはマネジャー【写真:加治屋友輝】

2022年以来の全国制覇はならず

 第108回全国高校野球選手権大会は18日、甲子園球場で準々決勝が行われ、第2試合で仙台育英(宮城)は智弁和歌山に3-11で敗れた。大会を通じて選手たちを献身的にサポートしてきた星よつはマネジャー兼学生コーチ(3年)は試合後に報道陣の取材に応じ「甲子園は夢みたいな場所だった」と涙を流した。

 星さんは仙台育英初の女子野球部員として入部するにあたり、須江航監督からは「男子部員に負けないノックを打てること。データ分析のアナライズとしてエクセルなどのパソコン操作を身につけること。初めての女性生徒で、何か僻みや嫉妬とかがあるなかでも、3年間絶対ブレないでやれるという覚悟を持つこと」の条件を提示され、見事クリアしてユニホームに袖を通した。

 3年生の夏はユニホームを着用して甲子園のベンチ入りを果たした。記録員として4試合連続でベンチからナインを鼓舞。この日は序盤から劣勢だったが、9回2死からの意地の反撃を見せると大粒の涙を流した。

 27個目のアウトを取られると、またも涙。最後は泣きじゃくるナインにポンポンと背中を叩き、労う場面もあり、選手と一緒に甲子園の土を集めた。

 報道陣に甲子園の思いを問われると、一度止まっていた涙が再び溢れた。「負けるのが悔しいです。まだ戦いたかった。甲子園は夢みたいな場所だった」と話した。「4試合も戦えたのはみんなのおかげ」と選手に感謝し、大会を通じて仲間の大切さを学んだという。今後については未定としたが、大学でも野球を続けると明言。「誰かに夢を与えられる存在に」と目標を口にした。

 星さんの父親は、巨人、西武でプレーし、現在は東北学院大の監督を務める星孝典氏。

(Full-Count編集部)

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