2回に勝ち越し 日置が今大会初安打の適時打、小園もタイムリー
いきなり先制を許すも、すぐさま同点に追いつく
宮崎市内で行われている「第12回 BFA U18アジア選手権」は10日、大会最終日を迎え、2大会連続優勝を逃した侍ジャパンU-18代表は中国代表と戦った。
来年夏の「第29回 WBSC U-18ワールドカップ」の出場権がかかる重要な一戦。いきなり先制点を奪われた日本だったが、すぐさま試合を振り出しに戻した。先頭の小園海斗(報徳学園)が四球で出塁して盗塁。奈良間大己(常葉大菊川)の犠打は投手のフィルダースチョイスとなり、無死一、三塁となった。続く中川卓也(大阪桐蔭)の一ゴロ併殺打の間に1点を返したものの、藤原恭大(大阪桐蔭)は遊飛。同点にこそ追いついたが、初回は無安打だった。
2番手の柿木蓮(大阪桐蔭)が2回の中国の攻撃を3者凡退に切ると、その裏の攻撃で日本が勝ち越しに成功する。2死から小泉航平(大阪桐蔭)が四球で出塁し、蛭間拓哉(浦和学院)が右前安打で繋いで一、三塁とすると、日置航(日大三)が今大会初安打となる中前適時打を放ち、1点を勝ち越し。続く小園も左前適時打を放ってリードを広げた。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)