米国に現れた“天才女子プレーヤー” 男子圧倒、しかも二刀流…識者強調「女性だからでなく…」

リトルリーグ・ワールドシリーズで新たな二刀流のスターが台頭
リトルリーグ・ワールドシリーズで新たな二刀流のスターが台頭

叔父コルビーはブルージェイズなどで通算166HR…父はMLB通算84登板

 米国の夏の風物詩、リトルリーグ・ワールドシリーズで新たな二刀流のスターが台頭した。フェニックスシティに所属する12歳のキンリー・ラスマス投手が24日(日本時間25日)、負ければ敗退となるウェストチェスター戦に救援登板。3回2/3を被安打2、自責点0に抑える快投を見せ、チームを6-5のサヨナラ勝利に導いた。なぜ全米を席巻しているのか。それはラスマスが「女子選手」だからだ。

 この試合で6つの三振を奪ったラスマスは、大会の通算奪三振数を14に伸ばし、2014年に全米を虜にした“天才野球女子”モネ・デービスが樹立した、女子選手の大会最多記録に並ぶ快挙を達成。打者としても3安打をマークし、3回に同点適時打を放った。

 ラスマスと聞いてピンときた野球ファンもいるかもしれない。彼女の父親はエンゼルスなどで通算4年プレーして84登板のコーリー。叔父のコルビーはブルージェイズなどで通算166本塁打を放った強打者で、いわゆるサラブレッドと言える。

 キンリーの衝撃的な活躍に対し、米メディアは絶賛の嵐だ。「ニューヨーク・ポスト」のクリスチャン・アーノルド記者は、マウンドで快挙を成し遂げたラスマスを「リトルリーグでブレークしたスター」と言及。「FOXスポーツ」でアナリストを務めるベン・バーランダー氏は「素晴らしい。とんでもない逸材だ。女性だからではなく、スイングがアメージングだからだ」と称賛した。

 大会史上、女子選手として登板した9人目の投手となり、複数安打を記録した5人目の野手ともなった天才プレーヤー。もちろん、米国に限らず年齢を重ねるにつれて男子選手との身体的な差が広がり、活躍することは容易ではない。それでも、米国の“甲子園”とも呼ばれるリトルリーグ・ワールドシリーズで活躍した事実は、今後も色褪せることはない。

【実際の映像】本当に女子!? 米国絶賛、男子選手を抑え込むラスマスの“神投球”

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