日米野球に参戦するMLB選手たちが意欲「真っ先に『イエス』と伝えたよ」
レッズのスアレスとドジャースのテイラー、日本の選手から「プレーを学べることが凄く楽しみ」
11月8~15日に開催される「2018日米野球」及び同エキシビションゲーム(東京ドーム、マツダスタジアム、ナゴヤドーム)に出場を予定するMLBオールスターチームの一部選手8人が10日に発表された。来日する選手たちは続々と“喜び”の声をあげている。
レッズは、球団公式サイトでエイウヘニオ・スアレス内野手のコメントを紹介。ベネズエラ出身の27歳は今季、打率.291、32本塁打、101打点の好成績をマークしている。
スアレスは記事の中で「真っ先に『イエス』と伝えたよ」と、日本行きのオファーに即答したとことを明かしている。「日本の選手のことを知りたいし、日本の野球も少し学んでみたいんだ。彼らはエキサイティングな野球をするからね。球場も人々も素晴らしい。MLB(代表)チームに加われることや母国(ベネズエラ)を背負って立つことは凄く光栄なことなんだ」。早くも日米野球への意欲に溢れているようだ。
シーズンを重ねるごとに打撃成績を向上させている強打者は「(日本の選手が)どんな投球をするか見てみたいね。彼らにはたくさんの才能があると思う。オオタニのように、何でもできる選手がいる。スピードがある球も投げてくるし。彼らと対戦して、彼らからプレーを学べることが凄く楽しみだよ」と、日本球界への敬意も表している。
一方、米メディア「スポーツネットLA」ではツイッターで、ドジャースのクリス・テイラー内野手のインタビューを公開。昨季、ドジャースのワールドシリーズ進出に大きく貢献したリードオフマンは「良い選手がたくさんいる中、声がかかって光栄だよ。エキサイティングな経験になると思う。オフシーズンでも旅行にあまり行かないから、日本に行けることはクールだね」と話している。
チームでは前田健太投手とチームメート。「MLBを代表することは、先ほども言ったけど、大変光栄なこと。(選ばれたことに)正直。少し驚いてるんだ。良い選手がとても多いからね」としつつ、「他の(メンバー入りしている)選手も確認したけど、彼らは素晴らしい活躍をしている。その中に入れることはクールだし、選ばれたことは大変光栄なことで誇りに思うよ」と胸を張っている。
この2人の他にヤディエル・モリーナ捕手(カージナルス)、ホイット・メリフィールド内野手(ロイヤルズ)、カルロス・サンタナ内野手(フィリーズ)、ロナルド・アクーニャJr.外野手(ブレーブス)、リース・ホスキンス外野手(フィリーズ)、クリスチャン・イエリチ(ブルワーズ)と、スター選手や新人王候補がすでに発表されたメンバーに名を連ねている。
(Full-Count編集部)