「大谷が選ばれるべき」―投票資格を持つ記者が続々と新人王「本命」に“推薦”

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

新たな右肘靭帯損傷発覚後に4安打2本塁打「新人王だと結論づけた」

 今季2度目のア・リーグ週間MVPに輝いたエンゼルスの大谷翔平投手。右肘靭帯損傷が新たに確認された後も大活躍を続けており、打率.294、19本塁打、54打点と打撃成績を急上昇させている。不屈の闘志で大暴れする大谷について、米国のベテラン記者たちは「新人王選出」を猛プッシュしている。

 右肘に新たな靭帯損傷が見つかった大谷について、球団は5日(同6日)に靱帯再建手術(トミー・ジョン手術)を推薦されていると発表した。だが、二刀流右腕はショックを感じさせずに7日(同8日)まで3試合連続の4本塁打を記録。城島健司氏の持つ日本人メジャーリーガー1年目の最多本塁打記録(18本)を更新した。

 同じ右肘の負傷で6月には約1か月の離脱を強いられた大谷だが、米国の敏腕記者は新人王に猛プッシュしている。米メディア「ファンクレド・スポーツ」で、ジョン・ヘイマン氏は不屈の二刀流についてこう称賛した。

「特筆すべきは、オオタニが右肘靭帯の診断を知らされた後(の試合で)4打数4安打で2本塁打を記録したことだ。信じられない才能による偉業だ。これが私に彼こそがア・リーグの新人王だと結論づけたものなのだ」

 大谷は新たな靭帯損傷が明らかになった直後の5日(同6日)レンジャーズ戦で2本塁打を含む4安打、1盗塁の大暴れを見せていた。

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