岩隈久志、日本球界復帰も 今季でマ軍退団 米メディア「日本に戻る予定」
昨年9月に右肩手術を受け、復帰に向けてリハビリを進めていた
マリナーズの岩隈久志投手が今季限りでマリナーズを退団し、日本球界に復帰すると、複数の米メディアが11日(日本時間12日)、伝えた。地元シアトルのラジオ局「710 ESPNシアトル」の電子版は「球団史上5人目のノーヒッターを達成したヒサシ・イワクマは母国の日本に戻る予定だ」と報じた。
2012年に楽天からマリナーズに移籍した岩隈は1年目から9勝をマーク。2013年にオールスターに選出されるなど14勝をマークすると、2016年までの5シーズンで3度の2桁勝利をマークした。昨年はメジャーで初の未勝利に終わり、9月には右肩手術を受けた。今季はマイナー契約を結び、リハビリを続け復帰を目指していた。
同ラジオ局の電子版では「信頼のおける投手から不可欠な投手へと変わった。彼はオールスターに選出され、2013年にはサイヤング賞投票では3位だった」と、岩隈のマリナーズ在籍期間の働きぶりを紹介。MLB公式サイトのマリナーズ番記者を務めるグレッグ・ジョンズ氏も自身のツイッターで「ヒサシ・イワクマはキャリアを続行するために日本に戻る」と伝えた。
(Full-Count編集部)