ホークス内川、延長10回サヨナラ打! 「打った瞬間に頭が真っ白」
延長10回振り逃げに「何か起こる」と予感
パ・リーグのクライマックスシリーズ・ファイナルステージがヤフオクドームで開幕し、ソフトバンクが下剋上を狙うロッテに3-2と先勝。アドバンテージを含め2勝とした。
ソフトバンクは2-2で迎えた延長10回1死満塁で、内川聖一外野手が右前へサヨナラ打。今季不振に苦しんだ4番が、3時間43分の死闘にケリをつけた。
博多っ子の大歓声を一身に受けた安打製造機。お立ち台では冗舌に振り返った。
――大事な初戦でサヨナラ打を打った。
「ありがとうございました! 良かったですね。はい。本当にホッとしました」
――延長10回1死満塁、どんな気持ちで打席に入ったか?
「延長に入った瞬間に、去年の初戦も吉村がサヨナラ打を打ったな、と思って。いつかウチに流れが来てくれると思ってましたし、最初の打者が振り逃げで出ましたので、これは何か起こるなと。まさか、あの場面で僕にまで回ってくるとは思わなかった。これは何か起きるなと正直思いました」