無傷CS突破のホークス工藤監督、日本S連覇へ「1つも負ける気持ちない」
9度宙に舞った優勝監督、「これからはダイエットに務めたい」
ソフトバンクの工藤公康監督は16日、ロッテとのクライマックス・シリーズ(CS)ファイナルステージ第3戦(ヤフオクドーム)で3-1と勝利し、2年連続16回目(南海、ダイエー時代を含む)の日本シリーズ進出を決めた。試合後は胴上げで9度宙を舞い、優勝監督インタビューでファンに日本一に向け力強く宣言した。
「ありがとうございます! このヤフオクドームで勝つことが出来て、本当にファンのみなさんと同じ想いです。熱い想いを、本当に選手たちに大きな拍手をお願いします!」
お立ち台に上がり、就任1年目監督は勝利の報告を行った。試合後は選手たちに胴上げされ、9度宙を舞った。
「前回よりもちょっと僕が重たくなっているせいか、すみません。これからはダイエットに努めたいと思いますけど、本当にもうドームと天井が近く感じるくらい選手たちに上げていただいたので、本当にありがとうございました。気持ちよかったです」
黄色く染まった本拠地の中心で祝福を受けた背番号81は、自身が胴上げをされた後、「日ごろ筋力を使わないので、こういうときにしっかり使いたいなと」と孫オーナーと主将・内川の胴上げにも加わった。
「孫オーナーにはしっかり宙に舞って欲しかったですし、内川キャプテンにはキャプテンとして僕が背負わせてしまったものがたくさんありましたので、それをなんとか胴上げで受け止めてあげたいなという想いで胴上げをしました」
ファイナルステージ3戦連続決勝打。自身が今季主将に指名した4番打者への想いも口にした。