“織田不在”でも高校生に逸材多数 195cmの二刀流&156キロ左腕…逞しすぎる肉体の甲子園V投手

高岡第一・前田侑大、山梨学院・菰田陽生、横浜・織田翔希(左から)【写真:柳瀬心祐、加治屋友輝】
高岡第一・前田侑大、山梨学院・菰田陽生、横浜・織田翔希(左から)【写真:柳瀬心祐、加治屋友輝】

山梨学院・菰田は投打で注目、前田や杉本ら左腕も多彩

「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が22日に都内のホテルで開催される。高校生では、最速157キロの横浜・織田翔希投手が15日に米球界挑戦を表明し、大きな話題となった。投打でスケールを感じさせる菰田陽生投手(山梨学院)や、甲子園未出場ながら156キロを投げる左腕ら、高校生組には逸材が多数揃っている。

 菰田は195センチ、100キロ超の体から最速152キロの直球を投げ込み、高校通算39本塁打を誇る二刀流だ。今春の選抜でも特大アーチを放った。投手としても打者としても、高校生離れした体格とパワーが魅力だが、守備中の交錯で左手首を骨折。夏は山梨大会準決勝で敗れた。

 高岡第一の前田侑大投手は、身長173センチの最速156キロ左腕。今夏の富山大会では9回20奪三振のノーヒットノーランも達成した。甲子園出場はかなわなかったが、U-18日本代表に選出。8月の大学代表との壮行試合でも好投し、9月にはアジア選手権で国際舞台も経験した。

 同じ左腕では、智弁学園の杉本真滉投手も有力候補だ。今春の選抜では全5試合に登板し、計42回で39奪三振をマークして準優勝に貢献。打者の手元で曲がるスライダーを武器に、U-18日本代表にも名を連ねた。

 沖縄尚学の末吉良丞投手は、2年生だった昨夏、背番号「1」を背負って甲子園制覇に貢献した。最終学年は故障もあって思うような投球を続けられず、今夏の甲子園では初戦で織田との投げ合いに敗れた。それでも昨年に続いてU-18日本代表入り。高校生とは思えぬ逞しすぎる肉体でも話題を呼んでいる。

 大型の二刀流は菰田だけではない。日本航空石川の保西雅則投手も190センチの体格を持ち、150キロ台の速球を投げ込む。打者としても高校通算15本塁打を記録している。

 野手では、九州国際大付の牟禮翔外野手が長打力を備える。昨秋の明治神宮大会では山梨学院戦でバックスクリーンへ本塁打を放ち、チームの初優勝に貢献。日大三の田中諒内野手も高校通算30本塁打を記録した右の強打者だ。2年時から4番を任され、昨夏の甲子園では2本塁打を放って準優勝を支えた。

 横浜の池田聖摩内野手は遊撃守備が持ち味だ。今夏の甲子園4強に貢献し、U-18日本代表にも選出された。大学代表との壮行試合では、難しい打球をジャンピングスローで処理。緩いゴロにも素早く前進し、捕球から送球への速さで大学生の打者をアウトにした。

 ドラフト1位有力候補から上位指名も狙える逸材、そして下位指名であれば“お宝”になり得る人材まで高校生組には魅力的な選手が多い。はたして22日には、誰がプロから指名がかかるだろうか。

(Full-Count編集部)

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