“即戦力すぎる”大学・社会人 青学大がまたドラ1席巻?…日本一左腕に34年ぶりの記録更新男

青学大の鈴木&渡部が上位候補、関西にも有力左腕がそろう
青学大から、4年連続で複数のドラフト1位選手が生まれるか。22日に開催される「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」では、鈴木泰成投手と渡部海捕手のバッテリーが上位候補に挙がる。同大は2023年から3年連続で2人ずつ1位指名を受けてきた。大学・社会人には、ほかにも先発投手や打線の主軸を期待される実力者が揃う。
鈴木は最速155キロの本格派右腕。渡部は1年春から正捕手を務め、大学選手権と明治神宮大会で計4度の日本一に貢献してきた。7月の「ワールド カレッジ ベースボール チャンピオンシップ(WCBC)」でも、鈴木がエース、渡部が主将兼4番を担い、大学日本代表を初代王者に導いた。
慶大の渡辺和大投手は最速151キロの左腕。直球とカットボール、ツーシームを操り、6月の大学選手権準決勝では東北福祉大から15三振を奪った。ただ、ドラフト直前の19日・明大戦では初回に緊急降板。堀井哲也監督は試合後に「肩の不調」と説明しているが、状態は気がかりではある。
左腕では、関大の米沢友翔投手が6月の大学選手権で54年ぶりの日本一に貢献し、最高殊勲選手賞を受賞した。初戦は8回無失点、10奪三振の快投。立命大の有馬伽久投手も、昨秋の明治神宮大会で10者連続奪三振の大会記録を樹立。4年時にやや調子を落としたが、ポテンシャルの高さは間違いない。
右腕では、近大の宮原廉投手が最速156キロの直球を持ち、今夏の大学代表にも選出された。亜大の川尻啓人投手は最速158キロ。大学では故障に苦しんだが、最終学年で台頭し、13日の国学院大戦では11奪三振のノーヒットノーランを達成した。ドラフト会議直前の快投で、上位候補として存在感を示した。

榊原はWCBCでMVP、春山は34年ぶりに本塁打記録更新
亜大の山里宝内野手は、高い守備力が持ち味の遊撃手だ。今夏の大学日本代表ではWCBC全4試合に「6番・遊撃」で先発出場。全試合で打点を挙げて計7打点を記録し、攻守で優勝に貢献した。
明大の榊原七斗外野手は走攻守3拍子を備え、WCBCでは打率.563で大会MVPに輝いた。大商大の春山陽登外野手は、関西六大学リーグ通算13本塁打を記録。元横浜、中日の佐伯貴弘氏が持つ最多記録を34年ぶりに更新し、今秋はリーグMVPにも選ばれた。
社会人投手では、ENEOSの最速154キロ右腕・長屋竣大投手、王子の左腕・樋口新投手が候補に挙がる。樋口は9月のアジア大会で韓国戦に先発し、7回無失点と好投。パナソニックの柿本晟弥投手も、東洋大から入社2年目を迎え、多彩な変化球で打者を打ち取る即戦力候補だ。
東京ガスの藤澤涼介外野手は横浜国大出身。187センチの体格を持ち、5ツールプレーヤーとしての資質を秘める。王子の柴崎聖人外野手は、昨年の都市対抗で打率.333、2本塁打をマークして若獅子賞を受賞。2人とも9月のアジア大会では社会人日本代表に選出された。
(Full-Count編集部)