【セCS】ヤクルトが14年ぶり7度目の日本S進出! 4戦6失点、鉄壁投手陣で巨人粉砕
2年目のドラ1右腕・杉浦が5回2失点、久古&オンドルセクが好救援
セ・リーグのクライマックス・シリーズ(CS)最終ステージ第4戦が17日、神宮球場で行われ、ヤクルトが巨人を3-2で下した。アドバンテージを含めて4勝1敗とし、14年ぶり7度目の日本シリーズ進出を決めた。
ヤクルトは初回、無死一、三塁から山田のセカンド後方へふらふらと上がった打球をセカンド井端が捕球できず。ラッキーなヒットで1点を先制した。なおも無死満塁にすると、バレンティンの併殺の間に2点目を挙げ、巨人ポレダの立ち上がりを攻めた。
さらに3回には巨人のサード村田のエラーをきっかけに、2死三塁からこの日「1番・センター」の比屋根が中前タイムリー。3点差にリードを広げた。
先発の杉浦は4回まで巨人打線を無失点に抑える好投を見せたが、5回2死二、三塁から阿部に中前タイムリーを浴び、1点差とされた。この回限りで2年目のドラ1右腕は降板した。
6回も1死三塁のピンチを迎えたヤクルトだったが、アンダーソン、堂上を左キラーの久古が抑えて無失点。7回も1死一、二塁の場面でオンドルセクが登板し、阿部を投ゴロ併殺に打ち取りピンチをしのぐ。8回もオンドルセク、そして最終回はバーネットが締め、リードを死守。CSファイナルステージをアドバンテージ含め4勝1敗とし、CSを突破した。
CS敗退となった巨人はCS1戦目の7回からこの日の4回まで25イニングス無得点と、打線が不発。ヤクルト投手陣にCSファイナルステージ4戦6得点に抑え込まれ、2015年シーズンを終えた。
就任1年目の真中監督率いるヤクルトは、14年ぶり7度目の日本シリーズ進出。パ・リーグのCSを制したソフトバンクを相手に24日から頂上決戦に挑む。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count