田中将大、20イニング連続無失点 6回無失点の好投で12勝目の権利持ち降板

ブルージェイズ戦に先発したヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】
ブルージェイズ戦に先発したヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】

味方打線が9得点の大量援護、田中の防御率は3.47に

 ヤンキースの田中将大投手は14日(日本時間15日)、今季12勝目を目指して本拠地ブルージェイズ戦に先発。大量援護をもらって好投し、6回4安打8奪三振無失点で今季12勝目の権利を持ってマウンドを降りた。

 田中は初回、マッキニーをスプリットで空振り三振、グリエルJrは三直で簡単に2アウトを取る。グリチャクは四球も、テレスはスプリットで遊ゴロに仕留め、無失点でスタートを切った。

 その裏には打線が爆発。ヒックスのタイムリーで先制すると、グレゴリアスのニゴロの間に2点目。トーレス、ホイトもタイムリーを放ち、一挙5点を奪った。

 田中は2回は3者凡退。3回は1死からマイルに初ヒットの中前打を許すもマッキニーを二飛、グリエルJrを空振り三振に仕留める。打線はその裏にガードナー、スタントンのタイムリーで3点を追加。田中は4回もグリチャクを遊ゴロ、テレスを二ゴロに打ち取ると、ヘルナンデスには二塁打を浴びるも、ピラーは左飛に仕留めた。

 5回は先頭のディアスに二塁打を浴びる。トラビスは一邪飛も、マイルは四球で1死一、二塁に。初めてピンチを背負ったが、ここからマッキニー、グリエルJrを連続三振。無失点で切り抜けると、打線はその裏にも1点を加えた。

 6回は先頭グリチャクを三振も、テレスは右前打。しかし、ヘルナンデスを空振り三振、ピラーをニゴロに打ち取り、この回も無失点に抑えた。20イニング連続無失点とした田中は、この回限りで降板。この日は90球を投げてストライクは64球。防御率は3.47となった。

(Full-Count編集部)

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