WS進出へ、メッツが本拠地で2連勝 マーフィーがPS球団新の4戦連続本塁打
グランダーソンが好守に大活躍、カブスの難敵アリエッタを攻略
ナ・リーグのリーグ優勝決定シリーズ第2戦(7回戦制)が18日(日本時間19日)に行われ、メッツが本拠地でカブスに4-1で勝利し、ワールドシリーズ(WS)進出へ向けて2勝0敗とした。
メッツは初回、カブスの22勝右腕アリエッタから先頭のグランダーソンがヒットで出塁すると、ライトがセンターオーバーのツーベース。グランダーソンが一塁から一気に生還した。
さらに、続くマーフィーが右翼スタンドへ2ランを放つ。絶好調のマーフィーは、ポストシーズン(PS)での球団新となる4試合連続ホームラン。難敵アリエッタからいきなり3点を先制した。
2回には1死からカブスのコグランがライトへ大飛球を放つも、フェンスを越えようかという当たりをグランダーソンがジャンピングキャッチ。ホームランをもぎ取る超ファインプレーで相手に流れを渡さない。
3回には、先頭のグランダーソンが四球で出塁。二盗に成功すると、1死一、二塁となってから三盗も決めてチャンスを広げる。ここでセスペデスがショートへのタイムリー内野安打を放ち、4点差とした。
厳しい展開となったカブスは6回、抑え込まれていたメッツ先発シンダーガードからブライアントのタイムリーツーベースで1点を返す。
しかし、メッツは救援陣がカブス打線を抑え、そのまま4-1で勝利。本拠地で2連勝を飾り、15年ぶりのワールドシリーズ進出へ近づいた。
第3戦はカブスの本拠地リグレー・フィールドに舞台を移し、20日(同21日)に行われる。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count