阪神残留か退団か…呉昇桓の代理人はメジャー優先の方針?

キム氏「今は新しいスタートを切る時」

 去就が注目されている阪神の呉昇桓投手が来季、メジャー挑戦を最優先としていると韓国紙・中央日報が報じている。

 呉と契約するスポーツインテリジェンスグループ代表のキム・ドンウク代表が同紙に対し、去就について語っている。

「まず最初に阪神と話す必要があるが、我々はアメリカでプレーすることに重点を置いている。呉は日本で多くのことを成し遂げた。今は新しいスタートを切る時だ」

 今季63試合に登板し、2勝3敗41セーブで防御率2・73という成績を残した守護神は今季で2年契約が終了。代理人サイドは「新たなスタート」と語り、メジャーに環境を移す方針を強調している。また、キム代表はすでにメジャー球団から身分照会が届いていることを明らかにしている。

 キム氏は呉が来年7月で34歳となることから、「重要なことは呉が最高の能力を引き出せる環境を球団が提示できるか。我々はこれ以上(呉のメジャー挑戦を)遅らせることができないと考えている」とも話しているという。2年連続で最多セーブとなった守護神は来季に向けてどのような選択をするのか。その去就から目が離せない。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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