名手アレナドが「シルクのような」守備 敵地実況「この男の方に打っては…」
元124勝右腕が絶賛「アレナド、ナイスプレーです」
守備の名手として知られるロッキーズのノーラン・アレナド内野手が16日(日本時間17日)、敵地ジャイアンツ戦で“おなじみ”美技を披露した。
ロッキーズが3点リードの2回裏。先頭で打席に立ったジャイアンツのスレイターの打球は大きくバウンドして三遊間へ飛んだ。これにチャージしたのが、三塁を守っていたアレナド。上手くバウンドに合わせて、素手の右手で打球を掴むと、次のステップに合わせて一塁デズモンドのミットへ一直線に投げ込んだ。
まるで何事もなかったかのように、打者走者をアウトに仕留めたアレナドに、敵地テレビ局「NBCスポーツ・ベイエリア」の実況は敵ながら称賛の声を上げた。実況アナが「(打者は)できることなら何でもするべきです。内野安打だろうと何だろうと。しかし、この男の方に向かって打ってはいけません」と伝えると、解説を務める元124勝右腕のマイク・クルーコー氏は「間違いないです」と同意。さらに「三塁のゴールドグラブ賞選手に向かって打ってはいけません。ノーラン・アレナド、ナイスプレーです」と最上級の賛辞を送った。
ロッキーズの公式ツイッターが「シルクのように滑らか」と、このプレーの動画をツイートするとファンからも称賛の声が上がった。
「彼は偉大な野球選手」
「興奮」
「最高」
「スムーズ」
「このポジションでより優れた選手を思い浮かべようとしても、誰も浮かばない」
「彼は簡単にやってのける」
「このプレーに本拠地の実況アナは驚きもしない。それこそノーランが素晴らしい証拠」
アレナドのプレーを見続けているロッキーズファンも、三塁の守備に関しては求める基準が高くなっているかもしれない。